川喜多邸にて、アラン・ドロン、和子かしこ(1963年) やぐらにて、フランソワ・トリュフォー(中央)、マリー・ラフォレ(右)らフランス代表団と川喜多長政(左)(1963年) 鎌倉大仏にて、アンリ・ラングロワと川喜多かしこ(1966年) 川喜多邸別邸・書斎にて、川喜多かしこと長政夫妻 川喜多邸別邸にて、田中絹代と今日出海(1973年) 川喜多邸別邸にて、サタジット・レイと川喜多かしこ(1966年) 来日したアラン・ドロンと川喜多和子(1963年)
鎌倉市川喜多映画記念館は、映画を通して国際交流に尽力した川喜多長政・かしこ夫妻が暮らした旧宅跡に2010(平成22)年4月に開館し、今年15周年を迎えた。
かつてこの地は、田中絹代、笠智衆やアラン・ドロン、ヴィム・ヴェンダースら国内外の映画人が訪れ、国際交流の場となった。川喜多夫妻の心を込めたおもてなしは、映画に生涯を捧げた一人娘・和子にも引き継がれ、現在も残る別邸は、訪れた映画人たちの当時の様子を物語っている。
開館15周年を記念した本展では、川喜多夫妻による映画界への貢献を振り返るとともに、かつてこの場所を訪れた映画人との交流を紹介する。会期中は別邸の解説付き見学会や、関連上映、トークイベントも開催!
関連イベント
特別上映『太陽がいっぱい』+トークイベント「アラン・ドロン よみがえる太陽の神話」

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類いまれな美貌と無二の存在感でファンを魅了、恋愛映画からノワール系アクション、TVのCM出演まで多彩に活躍し、親日家としても知られた大スター、アラン・ドロン。数々の苦難に見舞われながらもそのつど華麗に復活し、昨年8月に89歳の生涯を全うした彼の素顔と功績を、書籍「アラン・ドロンとフランス映画の時代(仮題)」(DU BOOKS・今冬刊行予定)を執筆中の森遊机さんに、多数の資料をもとにお話しいただく。
>>上映作品『太陽がいっぱい』についてはこちら
開催日時 | 2025年8月30日(土)13:30~ |
ゲスト | 森遊机さん(映画研究家/書籍編集者) |
チケット発売 | 発売中 |
特別上映料金 | 〔一般〕1,900円 〔小・中学生〕950円(展示観覧料含む) |
特別上映『萬世流芳 』+トークイベント「川喜多長政 仕事と人」

1928年の東和商事創立以来、欧州映画の日本への輸入・配給、戦時中の中華電影の経営、戦後の日本映画の海外紹介など、時代ごとにさまざまな形で「映画を通じた国際交流」に尽力した川喜多長政。そんな長政の生涯、そして映画界への貢献を、7月に評伝「川喜多長政 映画を産業に育てた日本人」(日経BP 日本経済新聞出版)を上梓したばかりの佐伯知紀さんにお話しいただく。
>>上映作品『萬世流芳』については こちら
開催日時 | 2025年9月28日(日)12:30~ |
ゲスト | 佐伯知紀さん(映画映像研究者/特定非営利活動法人 映像産業振興機構顧問) |
チケット発売 | 8月9日(土) |
特別上映料金 | 〔一般〕1,900円 〔小・中学生〕950円(展示観覧料含む) |
開催日 | 2025年8月2日(土)2025年11月24日(月) |
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会場 | |
所在地 | 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-2-12 |
アクセス | 「鎌倉」駅から徒歩8分 |
TEL | 0467-23-2500 |
FAX | 0467-23-2503 |
ホームページ | https://kamakura-kawakita.org |
営業時間 | 9:00〜17:00(入館は〜16:30) |
定休日 | 月曜日 |
入館料 | 〔大人〕300円 〔小・中学生〕150円 ※鎌倉市民(市内に住所を有する方)と市内の小・中学校に通学する児童・生徒の方は無料 ※映画鑑賞は別途 ※特別展会期中は異なる |
駐車場 | 無し |
支払い |
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更新日 : 2025.08.06