江戸初期創業、箱根旧街道沿いに建つ峠の茶屋。2009年に、歴史ある茅葺き・土間の旧店舗を改装してリニューアルオープンした。
江戸時代、このあたりには4軒の茶屋があったが、現存するのはこちらだけ。
時代を経ても変わらない甘酒の味と旅人を迎える真心を求めて今でも多くの旅行客で賑わう。すぐそばに石畳の旧東海道があるので、かつての旅人に思いを馳せながら散策してみては?
さらに店内には貴重な江戸時代の写真も掲げられており、当時の面影を垣間見ることも。
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おすすめメニュー
・甘酒 400円
砂糖なしのやさしい甘さが染み渡る米麹甘酒。ノンアルコールなので、お子さまや妊娠中の方でも安心。
・力餅 500円(2個)
毎朝つきあげる力餅。備長炭で焼き上げた香ばしさが溜まらない。
・味噌おでん 1皿5玉 450円
甘酒茶屋に伝わるお話「甘酒茶屋の詫証文」
赤穂浪士神崎与五郎が、同志と江戸へ下る途中、箱根の山中で馬子の丑五郎から馬をすすめられたが断った。そこで丑五郎は悪態の限りをついたので、与五郎は思わず刀に手をかけ切り捨てようとした。しかし大事の前の小事と涙を飲んで我慢をし、甘酒茶屋にて詫証文を書き土下座して謝った。
月日が経ち、丑五郎の耳にも仇討ちの話が入り、あの時の浪人がかの神崎与五郎と知り悔い改めたという。
※金額はすべて税込