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    -絵画とやきものに見る幸せのかたち-
イベント【小田原・箱根】
彫刻の森駅周辺・小涌谷
2025年12月14日(日)2026年6月7日(日)
岡田美術館

愛めでたい美術
-絵画とやきものに見る幸せのかたち-

ミュージアム・文化施設
  • 「染付菊文皿」鍋島藩窯 江戸時代 17世紀後半~18世紀前半 岡田美術館蔵
    「染付菊文皿」鍋島藩窯 江戸時代 17世紀後半~18世紀前半 岡田美術館蔵
  • 「色絵破魔弓熨斗文皿」有田 江戸時代 17世紀末~18世紀初頭 岡田美術館蔵
    「色絵破魔弓熨斗文皿」有田 江戸時代 17世紀末~18世紀初頭 岡田美術館蔵
  • 尾形乾山「色絵雲菊寿字文向付」江戸時代 18世紀 岡田美術館蔵
    尾形乾山「色絵雲菊寿字文向付」江戸時代 18世紀 岡田美術館蔵
  • 「染付菊文皿」鍋島藩窯 江戸時代 17世紀後半~18世紀前半 岡田美術館蔵
  • 「色絵破魔弓熨斗文皿」有田 江戸時代 17世紀末~18世紀初頭 岡田美術館蔵
  • 尾形乾山「色絵雲菊寿字文向付」江戸時代 18世紀 岡田美術館蔵

人々は、幸せを願い、延命長寿や子孫繁栄、家内安全といった様々な意味をモチーフに込め、美術作品に表してきた。それらのモチーフは、不老長寿の「仙人」、霊獣とされる「龍」、めでたい兆しとして姿を現すという「鳳凰」、千年生きると言われる「鶴」、ともに冬の寒さに耐えることから「歳寒三友」と呼ばれ、やがて縁起物とされた「松竹梅」、花の王と呼ばれる富貴の象徴「牡丹」など、伝説上の生き物から身近な動植物まで多岐に渡る。これらは、単独で表すだけではなく、いくつかを組み合わせることで複合的な意味を有し、めでたさが一層強まる。本展では、そのようなおめでたいモチーフが愛らしく表現された絵画とやきものを一堂に展示。見ているだけで幸せになる美術の世界を楽しもう。

見どころ1 松竹梅 ー絵とやきものの競演ー

松竹梅にみる絵とやきものの表現の違い

松・竹・梅は、それぞれがおめでたい意味をもつモチーフ。それらを組み合わせた「松竹梅」は、厳しい冬を生き抜くことから、中国で「歳寒三友」と呼ばれ、高潔の象徴として好まれた。日本でも、室町時代より松竹梅の組み合わせが描かれるようになり、江戸時代以降、慶賀のモチーフとして盛んに登場する。そんな松竹梅が表現された絵とやきものを紹介。

■ 展示作品紹介 ■
おめでたいモチーフに満ちている!
六弁の花形の皿の中央に松竹梅を表し、その上に鳳凰と旭日を加えた。日本からの注文を受け、中国・明時代末の景徳鎮窯で作られた。

「五彩松竹梅鳳凰文稜花皿」景徳鎮窯 中国・明時代 17世紀 岡田美術館蔵

見どころ2 瑞鳥集合 ー鳥が舞う理想の世界ー

鳳凰や鶴などおめでたい鳥を描いた絵画を紹介

自由に空を飛べる鳥たちは、人間が到達できない神々の世界からの使者とされ、神聖なものと考えられてきた。太平の世を知らせる「鳥の王」鳳凰をはじめ、長寿の鳥とされる鶴や、鶺鴒(せきれい)などの可愛らしい小鳥が描かれ、おめでたい松や牡丹といった植物も、その場を華やかに荘厳する。鳥が舞い飛び、花が咲く理想郷を堪能して。

■ 展示作品紹介 ■
ふわふわとした鶴の羽の質感に注目!
広々とした金地の空間に3羽の鶴が向かい合う形で配置されている。右隻(うせき/写真上)には松が伸び、左隻(させき/写真下)では鶴たちのまわりを2羽のセグロセキレイが舞う。

木村武山「松に鶴図屏風」(部分)昭和2年(1927) 岡田美術館蔵

■ 展示作品紹介 ■
孔雀と牡丹は定番の組み合わせ!
海棠(かいどう)の木に止まる雄の孔雀が、雌に向かって羽を広げようとしている。孔雀は9つの徳を備える鳥とされ、富貴を象徴する牡丹と組み合わせて描かれることが多い。

岡本秋暉「孔雀図」(部分)江戸時代 安政3年(1856) 岡田美術館蔵

見どころ3 ユーモラスな神さまの姿

寿老人、風神雷神など、厳かな神さまの愛嬌ある姿に注目

人智を超えた存在である神や仏は、畏怖の対象とされる一方、その存在を身近に感じ、親しみのある姿で表されることも。ここでは、霊獣で神としても祀られる龍から、現世利益を司る七福神の寿老人や布袋、自然の力を神格化した風神・雷神まで、神仏のユーモラスな姿を楽しもう。

■ 展示作品紹介 ■
龍のくりっとした丸い目がチャームポイント!
龍と鳳凰を描き、周囲に宝珠や霊芝雲を配した。中国では元時代以降、龍は皇帝、鳳凰は皇后の象徴とされ、宮廷用の製品に表された。

「五彩龍鳳文合子」景徳鎮窯 中国・明時代 万暦年間(1573~1620) 岡田美術館蔵

福井江太郎「風・刻」小下図(部分)平成21年(2009) 個人蔵

■ 展示作品紹介 ■
大壁画「風・刻」の貴重な小下図

岡田美術館の正面を飾る、縦12m、横30mの大壁画《風・刻(かぜ・とき)》の小下図で、75 × 100cmの金地パネル2枚に描いた。その後、1/10の下図を作り、アルミパネルの数に合わせて640分割し、アルミパネル1枚ずつに拡大しながら実際の壁画を描いていった。

特集展示:金屏風 ―馬とサムライ―

2026年の午年に因む特集展示。馬は、5世紀頃、中国大陸から朝鮮半島を経由して日本にもたらされて以降、権威の象徴や神事の動物として、あるいは競馬において、実用面では輸送手段や戦闘時の乗り物などとして、人と深く関わる重要な動物であり続けた。この特集では、『平家物語』や『太平記』、古式の競馬、祭礼や行幸を主題とした5件の金屏風を、馬と武士の営みに注目しながら展示する。

■ 展示作品紹介 ■
野馬追の屏風の逸品!
福島県で現在も続く勇壮な祭礼が、奥州中村藩相馬家の行事であった頃の様子を伝える。

「相馬野馬追図屏風」(部分)江戸時代中期 18世紀 岡田美術館蔵

■ 展示作品紹介 ■
昔の競馬はこうだった!
直線コースを走る、古式の競馬を描いた屏風。2騎1組ずつが先着を競うところ、複数の勝負を描き、さまざまなレースの様子を表している。

「競馬図屏風」(部分)桃山~江戸時代初期 17世紀 岡田美術館蔵

会期中イベント

※全て参加費無料(要入館料)/申込不要

●学芸員によるギャラリートーク

2025年12月26日~2026年5月29日の毎週金曜日 11:00~

●特別展関連スライドトーク「愛でたい美術 –絵の見どころ・考えどころ-」

講師:小林 優子(岡田美術館 学芸員) 2026年2月21日(土)13:00~14:00

●特別展関連講座「やきものに見るおめでたいモチーフ」

講師:塩谷 尚子(岡田美術館 学芸員) 2026年3月28日(土)13:00~14:30

開催日 2025年12月14日(日)2026年6月7日(日)
会場
岡田美術館
所在地 神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1
アクセス 「箱根湯本」駅からバスで約20分「小涌園」下車徒歩すぐ
TEL 0460-87-3931
ホームページ https://www.okada-museum.com/
開館時間 9:00~17:00(入館は~16:30)
休館日 12月31日、1月1日、展示替期間休館
入館料 〈大人・大学生〉2,800円
〈小中高生〉1,800円
その他各種料金 *庭園入園料:300円
*足湯入湯料:500円(美術館利用者は無料)
駐車場 有り(80台〔うち身障者用2台〕/有料)
*美術館・開化亭・足湯カフェ・ミュージアムショップ利用の場合 1回 500円
*庭園・駐車場のみ利用の場合 1時間 500円
支払い
  • 現金
  • クレジットカード
  • キャッシュレス決済
  • アート
  • 落ち着く空間
  • 雨の日でも楽しめる
  • 女子旅
  • 一人旅

更新日 : 2025.11.30

  • 箱根 芦ノ湖 成川美術館 企画展〔11/13-'26 3/11〕
  • 〜ツクモワールド〜 九十九伸一 バルセロナ画業40周年記念展 –Virtual City BCN–
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