彫刻の森美術館 コレクション

日本初の野外美術館として1969年に開館した彫刻の森美術館が、これまでに収集してきた作品は2,000点余りに及ぶ。今回はその中から、彫刻の森美術館の表徴ともいえる井上武吉《my sky hole 94-6森のラビラント》を中心に新収蔵作品を含めた立体作品11点と、岡鹿之助、川瀬巴水、千住博など平面作品18点を、開館当初のままの姿をとどめる本館ギャラリーで紹介。
さらにアートホールでは、近・現代を代表するロッソやブランクーシ、ジャコメッティ、萩原守衛、清水九兵衞など、18名の作家による25点の彫刻を展示。
膨大なコレクションから選ばれた優品を鑑賞して、20世紀彫刻を展望してみては。

本館ギャラリー1階 〜新収蔵作品を中心に〜

新収蔵作品となるエミール゠アントワーヌ・ブールデル《ペネロープ》、アリスティド・マイヨール《婦人像ポモナ》など4点の立体作品を展示。

本館ギャラリー 中2階 〜井上武吉作品とともに〜

本館ギャラリーの小庭に展示する井上武吉《my sky hole 94-6森のラビラント》を望むことができる展示室には、風や空気の流れを感じられる秀作が並ぶ。

本館ギャラリー 2階 〜四季のうつろい〜

岡鹿之助、川瀬巴水、日野耕之祐、千住博、マナブ・マベなど日本人作家による平面作品と工芸作品で構成。さらに和を感じることができる空間演出がなされているので、日本の四季をじっくりと鑑賞しよう。