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鎌倉・湘南イベント情報

2019年10月25日(日)〜2020年1月13日(月・祝)

泉鏡花没後80年【特別展】明治・大正文藝シネマ浪漫

かつて鎌倉・逗子に暮らした泉鏡花(1873年11月4日-1939年9月7日)の没後80年にあたる2019年
鏡花の作品は『婦系図』『滝の白糸』をはじめ数多く映画化され、その独特な世界観は世代を超えて愛されている。
本展では鏡花を中心に、明治・大正から戦前にかけての「近代」に活躍した文豪とその映画化作品を、当時の貴重な映画ポスターや、ゆかりの資料を通して紹介。
この時代はまた、映画が誕生し、新しいメディアとして急速に浸透していく時期とも重なった。
同時代の大衆小説が盛んに映画化、あるいは新派の舞台を経て映画となり、活動弁士による語りとともに親しまれる――そのようなメディアミックスの象徴的な存在が泉鏡花だと言える。
映画が様々な芸術・文化風俗と密接に関わり合いながら成長していく様を感じてみよう。


【会期中イベント ピックアップ】

*活動弁士・澤登翠のかまくら活弁&トーク『瀧の白糸』
 2019年11月2日(土)13:30~

 澤登翠さん(活動弁士)
 特別上映作品『瀧の白糸』《復元最長版》
 [活弁付き特別上映&トーク料金]一般:1500円 小・中学生:750円
 チケット発売日:9月21日(土)

*活動弁士・澤登翠のかまくら活弁&トーク『鞍馬天狗』
 2020年1月11日(土)13:30〜
 澤登翠さん(活動弁士)
 特別上映作品『鞍馬天狗』
 [活弁付き特別上映&トーク料金]一般:1500円 小・中学生:750円
 チケット発売日:12月1日(日)

映画が「音」を獲得する以前、20世紀はじめの無声映画時代、日本では映画を「活動写真」と呼び、映画の内容を解説したり登場人物の声色をまねて台詞を話す「活動弁士」と呼ばれる解説者がいた。そんな明治・大正・昭和初期に人気を誇った映画ジャンル「新派メロドラマ」「チャンバラ時代劇」の代表作を、鎌倉市川喜多映画館でもおなじみの活動弁士・澤登翠さんによる活弁上映で楽しめる。上映後には、作品や時代背景について語っていただくトークイベントを実施。

澤登 翠 さわと・みどり (台本、語り)
法政大学文学部哲学科卒業。故松田春翠門下。日本の伝統話芸「活弁」の第一人者として、国内を始め仏、伊、米他海外にも招聘され好評を博している。洋画、現代劇、時代劇とレパートリーも豊富。活弁の継承者としての活動が評価され、これまでに文化庁芸術祭優秀賞、文化庁映画賞他を受賞。無声映画鑑賞会での公演を基盤にフィルムセンター(現・国立映画アーカイブ)や各地の映画祭での公演、大学他での講座、TV番組のナレーション、朗読とその活動は多岐に亘る。2015年、「文藝春秋」に掲載の「日本を代表する女性120人」に選出、2017年3月には松尾芸能賞特別賞を受賞。2018年、弁士デビュー45周年を迎えた。



*泉鏡花「星あかり」朗読イベント+妙長寺見学ツアー
11月4日(月振休)13:00~15:30(終了予定)
朗読:奈佐健臣さん(俳優)

鎌倉市制80周年記念特別イベント 川喜多映画記念館×鏑木清方記念美術館
明治24年の夏、鏡花は鎌倉・妙長寺に滞在し、その体験を元に明治31年に「みだれ橋」(後に「星あかり」と改題)として発表した。怪奇と幻想が入り混じった鏡花の小説世界を、旧川喜多邸別邸(旧和辻邸)にて朗読と鏑木清方記念美術館学芸員による解説で楽しんだ後は、妙長寺を見学し、在りし日の鏡花を偲ぶ。
定員:35名(先着順)
申込:10月1日より、川喜多映画記念館(0467-23-2500)まで
料金:1600円(拝観料含む)




*【特別上映】『樋口一葉』上映+トークイベント「明治・大正の新しい女性像」
11月16日(土)13:30~
講師:関礼子さん(中央大学教授/日本近代文学)

明治を迎え、近代へと大きく時代が転換する中で、社会や法律、家制度や道徳観によって抑えつけられてきた女性の中からも、自らの言葉を獲得し表現する女性たちが現れるようになった。樋口一葉や与謝野晶子といった女性文学者が切り開いた道は、やがて「新しい女」として、平塚らいてう、林芙美子などによって確実に受け継がれ、また文学の中で描かれる女性像も変化を遂げてきた。
上映後のトークイベントでは、近代女性文学を専門とする関礼子さんに、この時代に生まれた新しい女性像について、映画『樋口一葉』『華の乱』と関連づけながらお話しいただく。
[特別上映(トークイベント付き)]一般:1500円、小・中学生:750円
チケット発売日:10月19日(土)
■ 開館時間
9:00~17:00 ※入館は30分前まで
■ 休館日
月曜(祝日の場合は開館し、翌平日休)
■ 観覧料
〔一般〕300円 〔小・中学生〕150円 ※映画鑑賞は別途
■ 関連LINK(PC)
http://www.kamakura-kawakita.org